10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
暫く前の週末であった。
友人が泊りがけで遊びに来ていたのである。
私は翌日出勤、彼女は昼まで家にいて、その後帰宅予定であった。
昼頃、渡しておいた鍵をどこにおいたか確認するため友人に電話する。
「あれ、まだウチにいるの?」
「うん、それが」
どうも迎えにくるはずの旦那と携帯で電話しているうちにケンカ状態になったらしい。
気にはなるが、昼休みが終ってしまったので一旦電話を切る。
休憩時間に再び電話。
「あ、今旦那が隣にいる」
「仲直りしたの?」
「なんとかね。それじゃ、これから二人して買い物して帰るわ、心配かけてごめんねー」
なんとか気が静まったようなので、ほっとしてケイタイをきる。
まあ元々仲が良い二人なので、余り心配しないさー。
数時間後帰宅する私。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・おかえり、カメちゃん」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ただいま。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・おじゃましてます」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・おかまいなく旦那はん」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・で、どうして二人がここにいるのかしら」
「だって・・・・悪いのはそっちなのに謝らないんだものおおおおお!」(大絶叫)
どうも絶叫の合間合間に挟まる説明によると、電話を切ったあと家を出て夫婦合流、買い物しているうちにケンカがぶりかえし、ケンカしながら帰路をたどり、ケンカを続けながら嫁が家に帰らないとダダをこね、ケンカしながら前日うちに宿泊していた嫁が合鍵つかってうちにあがりこみ、ケンカしつつ旦那も後を追って入り込んでケンカしながら腰をすえ、今の居間にいたると。
長い人生だもの、目の前で修羅場や痴話げんかが繰り広げられることだって一度や二度はあるだろう。
だが。くたびれて帰宅した家の中、暗闇の中で友人とその旦那はんが書斎で大喧嘩を繰り広げてる光景を見ることは恐らく余りない。絶対ない。
「わかった俺が悪かったといえばそれで君は大丈夫なんだな」
「それちっとも悪く思ってないってことよね!」
ありえないことが今目の前に。
居場所のない私。
「・・と、とりあえず部屋暗いから電気つけない?」
「この人の顔見たくないのっ」
電気すらつけられないのである。手のつけようもない。
・・・お茶入れよう。
「だからっ 今の言葉を取り消してっていってるの!先どうしようなんて考えてないわよ!」
「だからっ常識的に考えようというとるんだがな」
いや現在の状況を考えるだに常識とか非常識とかそういうのじゃないんじゃないかな。
「わたしは言った、ガマンしていった、なのに聞いてくれなかった。常識の前にあたりまえの心遣いをしようとどうして~!!」
そーっと居間を抜け出す。
しかしねぇ、なんで私茶を入れようとしてるんだろう。修羅場が繰り広げられているのに頭に思いつくのは茶。凡人の証だよな。
でも客なんだから。客だよな、あれ。
なんだか知らない間にうちを占領されてるけど、客。友達。友達。阿部公房。
思考がどんどんやみにはいっていく。
「ピー!」(お湯が沸いた)
「ピー!」(嫁がわめいた)
「ピー!」(鳥もわめいた)
茶入れよう。
ああでも今熱いお茶持って行ってもねぇ、激昂した妻が夫に浴びせかけたりとか。
浴びてもケガしないで手軽に入れられるものといったらなんだろう。醤油か。塩か。ミソか砂糖かタバスコか。
タバスコはダメだろタバスコ、ターバ、タバタバタバコ、タバコ。タバコ。
ああタバコが吸いたいんだ私は。わかってるんだよ。だがな、
あああああ、書斎におきっぱなしなんだよぉ、取りに入らなくちゃならないんだよぉ
そろ~そろ~り。
ふぁう、ダンナが私をロックオン!
「カメさん、このたびはまこっとーに申し訳ない!」
いえ、わたしタバコ取りにきただけですからお気になさらずにっ!!
旦那「すみません、こいつ帰りそうにないので今晩は泊まらせてやってください」
これ置いてく気なのか。
手提げ貸してやるから持って帰れ。
嫁「人にそうやって良い夫の顔を見せたつもりだろうけど今のあなた」
バキャっ!(床を足で蹴った)
台所の隅っこに避難。タバコをふかす。それ以外私に出来ることは何もないのだ。
ピースカースギャーギャーワーカー
ドカン!(扉が開いた)
「カメちゃん、これからいくから!」
「へ、どこへ」
「二人で話し合いに!」
バタン!ドタドタドタカンカンカンカン・・・
階段に響き渡るハイヒールの音。
暫くして暗闇からだんなが顔を出す。
「あの、カメさん」
「へえ」
「うちのどこにいったんでしょう」
「なんか二人で話し合いにいくそうですが」
「二人てボクのことですか」
「・・・多分そうじゃないかと」
「・・・どこででしょう」
「・・・追いかけていったらどうでしょうか」
「そうですね」
「・・・・・」
「ところでカメさん、このたびはまこっとおおに申し訳なかで!」
「いいから早よいきなさい」
結局旦那が道端で平謝りに謝って、その場は収まったらしい。
後日オワビだといってタバコをカートンで私にくれたあと、嫁曰く、彼から謝りが入るのはいつものパターンだとのこと。
「あの時もうちょっとで収まるところだったのよ、でも、タイミング悪くあなたが帰ってきたじゃない?
うちの人ねぇプライド高いものだから。他人がいると絶対謝らないのよぉ」
私か。全て私のせいなのか。帰ってきたアタイがわるいのか。
不満も怒りも呆れも我が家の安寧も全てをタバコの煙と共に飲み込み、私はただ今後の彼らに幸あれと祈るばかりであった。
***********************
DWC千夜一夜
竜騎士の心得を拾った!
ウーハッ!(喜んでいる)
はーーーーあ~~~~
やーーっと手に入れたよ、これでドラ乗りになれるんだ、わーいわーい
でもその前に細切れ転職を2回しなけりゃ、あー、あと刀熟練度800にして、技威力だって99にしなくちゃ、
えーとそいから
グダグダいってるのだ。伸ばしてるのだ。決心つかないのだ。
タツノコタロウになってラジってしまえばそれで終わりにする予定だから(倒せると思ってるところがカメのクセに生意気だ)フンギリつうやつがつかない。
フリマで買える心得を買わずに自力で入手すると決めてたのもそのせい。
でも心得を手に入れたつうのは、いわば神からの啓示なんだろうか。
まー暫くは大丈夫さー
****
コメント返し
実験様、新モンスは手垢がついてないつうか、手が届かない場所にあるといいますか
カメごときが触ったらバチがあたります。ええ。
触りたい、うー触りたい、ちらっとだけええやんなぁなぁ