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猫を飼い始めた。
唐突に何を言ってるのだ、以前猫は飼わないよと声高に言い張っていたではないかと、大体インコはどうするんだと非難の声もありますでしょうが、よんどころない事情がありまして。あたくしじゃなくて猫のほうに。
捨て猫で。どっちかというと見捨てられ猫。本当に突然家から追い出されたらしい。
朝飯食べて陽だまりで寝転がり、この世の平和を貪っていたところ、突然「お前もう要らないや」と蹴っ飛ばされて目の前の扉をバターンと閉められて飼い猫ライフジ・エンド。
腹をすかせながら、哀れなのはこの子でござい、どうかめぐんでくだしゃんせと恐らくこうなる原因でもあったバカ高い鳴き声でうろつきまわり元自宅周辺30メートル周辺の元飼い主宅を除く家々を悩ませつつも何とかメシを貰える家を幾つか見つけることができた。その中に私の友人宅があったのである。
体は大きくて足が大きい。長毛種(多分ソマリかメインクーン)の血が混ざっているようで、耳に粋な飾り毛までついている。
家の中のお嬢様だった頃はさぞ美しかったろう。
が、私が見たときは雨風にさらされて見る影もなかった。栄枯盛衰盛者必衰諸行無常祇園精舎の鐘が鳴るゴーン。それでもまだなんとかボロ毛布くらいの面目は保っているが、このまま時を過ごせば要交換なダスキンモップに転がり落ちるだろう。再生不能、廃棄処分、ロスでだしとけよー。
エサと愛撫を貰ってゴロゴロ唸る。その横で、友人はためいき交じりに言った。
「もう別の猫を飼ってるんだってさ、そこ」
「いっつもママのとこにゴハンもらいにくるんだよ、おいで、チーちゃーん」
名前は友人宅の子供が勝手につけた。
前にどんな名で呼ばれていたのか誰も知らない。
その夜友人宅に泊まった私は一晩中騒ぐ鳴き声ー多分「中に入れてちょうだい」とでもいうつもりなのだろうーを聞きながら眠りにつくことになった。
つまんないだろうが続く
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書くのはすんごい久しぶりだけど毎日ログインしてるんだよDWC記
現在盗賊である。
「前もへどもどノロタノロタと気乗りもせずにやってたじゃない。あなたのことだから心得使い間違えたのかしら」
「メリッサさんキツイ。クエスト解決のための転職です。もう明日にでも次にいくつもり」
「それが賢いわね。セットボーナスは忍び寄る影が使えるけど」
「なんですか、それ」
「冒険者メルマガにあったわよ。パソある?端末はそこね」
「いつのまに宿にネット環境が」
「通信料はそっち負担よ」
「あわわわ・・ふーん、ふんふん」
10分後
「いやぁ、どんなんかと思ったら、たかがレアゲ20プラスか」
「威力もプラスされてるけどねぇ、元が初期装備だから大したことないし」
「闇衣じゃ防御なしに近いですしねぇ」
「それにレアゲ20つけたってねーあはは」
「ええ、20つけたってねーふふふ」
「さて・・稼ぎに行きますね」
「いってらっしゃーい。さてと。ここから塔がよく見えるのよね。今入ったと、あらあら、天辺からポーンと人柱。たーまやー」
バカは承知で頑張れ亀。