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かめさん悪戦苦闘記録
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2006/10/02 (Mon)

本屋でアンデルセン童話を立ち読みする。

醜いアヒルの子を読み返してみた。

以前から、この話については疑問を持っている。

これは果たして童話なのか?

童話だとすれば、子供に与えるべき教訓はどこにある話なのか?

アヒルの子はさげすまれ遠ざけられ、傷付けられ、醜い己を恥じて放浪する。

「辛抱していれば幸運に恵まれることもある。そのために今は耐えよう」

そんな言葉はどこにもない。

彼の人生に見えるのは忍耐ではない。いつか天の思し召しがあると思い込んでいるわけでもない。

寂しさを解消しようと努力しているわけでもない。

群れから追われながら、アヒルであることを否定するわけでない(否定することで救いになることもある)

逆境に立ち向かうわけでなく、次々と追われるがままに逃げているだけだ。

アヒルは全き負の中を生きている。生きているというよりも、意思なくして生かされているといったほうがいい。

スタンダードな童話であれば、嵐が来れば主人公はその中を必死に前に向かい歩いていくだろう。

アヒルは風に吹かれるがままに転がっていくだけなのである。

白鳥と出会った際、疲れきったアヒルの子は「この美しいものに殺されてしまおう」と決心する。

これは作者の持っていたコンプレックスをそのまま表したものである。

(アンデルセンは自身の容貌に大変なコンプレックスを持ち、生涯を通して苦悩していた)

アヒルの子が実は白鳥であったという結末をコンプレックスを昇華したと解釈するのは違っている気がする。

何故なら「醜い己を至高のものに殺してもらう」と願うのは被虐であり、道徳とは無縁の欲望であるからだ。

たとえそれが崇高な願いであるとしても。結末は願望の終結である「同一化」の具現にすぎない。

誤解しないで欲しいが、私はこの話が好きである。童話ではなく「珠玉の短編小説」だと考えている。

ただし子供に読み聞かせる目的で使うならば、短編小説は全く適当でない。

だから童話として子供用本棚におかれているのは不自然であると思う。

 

***

そんなこんなでDWCってみる

とある森。
とある女冒険者、のほほんと歩いている。
その上から声がかけられる。
「おう、上だよ上。上・・・・いたタタ、棒で突っつくんじゃねえ」
「まだ熟れてないのかな」
「リンゴと勘違いしてやがる。ちょっとお前の臭いをかがせてくれや。くんくん いいにお・・・
ぶーっくさっお前何て体臭してやがんだ」
「失礼な。これは自家製ぬか付け樽の匂いだ。」
「森にぬかづけもってくるやつがあるか、それ地面においてこっちむけ。キュウリをほうばるな!」
「まだ浅いな」
「後にしろあとに。・・・何を人指差してんだ?ヒゲ?ヒゲのことか? はは、立派だろう、これを伸ばすには随分かかったん・・・ギャー」
「後ろにモンスターがいるって教えてたのに」
「口で言え!シッシッ、狩るぞ今畜生どっかいきやがれ」
「まー落ち着いて。生き物を大切に」
「・・まあいい。話をさせてもらう。ここんとこずっとお前を見てたんだがな」
「ええ?急に告白?ちょっと好みじゃないんだけど」
「安心しろ。その気は全然全くない」
「お金持ちなら一寸考えちゃおうかな」
「人の話を聞け。俺は大賢者だ」
「ああ、有名な!」
「そう、有名な!」
「大建社!」
「誰が水道工事の入札をするんだ、ダイケンジャ、ジャだ!」
「大きな声出さなくても聞こえるよ」
「誰が怒鳴らせてるんだ、名前はバペルポンという」
「半濁音多いね」
「放っておけ。あー、お前アビリティ結構あるな」
「うん、赤字の園芸に発動しないフォースシールドに箱開けないから出てこないレアハンターに」
「・・・人生設計間違ってないか」
「ちょっと後悔してる」
「あー、人には器ってもんがあるしな。お前にはちょうどいい器かもしれないが先に進まないから」
「あなたは行けなくても私はいけるどこまでもあなたなしでも」
「歌を歌うな。おほん、お前限度を越えることが出来るって知ってるか」
「30万から100万円に」
「クレジットカードじゃなくて」
「ブラックリスト掲載でもok」
「サラキンでもない。金の話から離れろ。アビリティの限度を超えることが出来るといってるんだ」
「ありがたいですが私は今のままで十分です」
「いきなり謙虚になるな。話進まないから」
「無理やり進めようとしてない?」
「だからっ 越えたいと思うだろ?な、な、人だったら思うよな、それが人情だよな・・ぬかみそかきまぜるのはやめろ!」
「フィトンチッドで美味しくなるんだよ」
「一度しか言わないからよーく聞け!城塞に行ってアーロセイスを倒してこい、そしたら方法教えてやるから」
「い・や」
「嫌がるな!もう命令すっぞ、俺は偉いんだから」
「あーはいはい、あんたがタイショーアオダイショー」
「とっとと行って来い!」

ディック再登場
賢者登場

「おはよー」
「はよーって、お前なんで全身真っ黒なんだ」
「裸じゃ恥ずかしいから墨塗った」
「顔にまで塗らんでいいと思うが」
「アクセントにノリを添えてみました」
「どこに添えたんだどこに。アーロセイスは倒したな、どうだ、俺のお陰で強くなっただろう」
「いいえ、全て己の力でやりました」
「・・・まあそういうことにしておいてやる。アイツは何か見につけてると絶対でてこない。つまりお前は己自身の力で器を・・・ノリをはがすな! アイツは魔界十二翼神の一人で・・・剥がしたのり食うな!俺につけるな!」
「あ 怒りの限度越えた」

はだかんぼイベントは随分前に終ったのだけど、今更ながら思いついて書いてみました。

 

**

コメントかえし

実験様

こんばんわ 
大沼公園は井の頭公園みたいな場所なんだろうなぁ・・と思って調べてみたらまるきり規模が違ってました。うっかりボートに乗り込んだら白鳥に取り囲まれて一日遭難の憂き目にあってしまいますね。

『赤いろうそくと人魚』ははっきりいってトラウマもんです。
虫駆除済ませたばかりの材木のようにスクイがありません。
教訓があるとすれば、つけたろうそくはきちんと消しましょうですか。
これも大規模に違いますねきっと。

カカカはまた登場しないかしらと願ってます。カカカジュニアとか。
冬だったら適度な場所にホカロンを貼り付けて臨みたいと思います。

えでん様

お子様に現実の厳しさから逃げる方法を教える。現代流の教訓。可愛い子には痛い思いをしなくて済むようにプロテクターをはめて外に出さないでおきましょう。はめたプロテクターで親をぶんなぐったりするような子になっても責任はもてませんが。

気が付けばイベントも大方片付けちゃったわ。後残ってるのはマチュタケとかどうにもこうにも手がつけられない代物ばかりでございます。財力にモノを言わせるしかなさそう(そんな金はどこにもない)

 

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無題
アヒルか白鳥かといわれると大沼公園に行きたくなります。こんにちは。

教訓的な話を童話に織り込んで、いいこに育てよというほうが不自然であるのかもしれんのう、と思いつつ、
そういや私の好きだった小川未明の『赤いろうそくと人魚』も今思えば教訓ないっすね。

カカカの人は夏に挑んだのでパンツいっちょでよかったですが、
これからの季節は風邪に気をつけるといいですよね。
特に雨のときとか。
実験 2006/10/02(Mon)16:50:08 編集
あのねきっとね(・ω・)
おとなになってね、「 みにくいアヒルの子 」を読むむとね、
『 周囲と違ってると迫害されるよ 』ってことなんだね、と思う。
だから子供が読み終わったらね、
「 ○○ちゃん、人と違うということは怖いことなのよ 」つって
型にはめて育てることの利点を滔々と語るのね。
自己確立のできないお子いっちょうあがり(´∀`)

ぱぴぷぺぽんは二度目に出てきたときに、直感で
コレは一休さんオチだなと肌で感じました。
俺さまのセブンセンシズいまだ健在。キラーン!!

何か気がついたら渦で黙々とレレル上げしてますが、
よく考えたらけっこう色んなイベント片付けたんだね、皆。
いつも釣り場でのんべんだらりと釣ってるだけじゃないのねっ!!
えでん 2006/10/04(Wed)23:17:36 編集
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